ぼーっとしてる兼業主婦の日記

ブログのタイトル通りです。ぼーっとしてる私の日記。だいたいどうでもいい記事。

ひさびさでADHD/ASDの診断・その後

ひさびさのブログ。

いろいろあって離婚して再婚して関東にきました。

いいところです。

子供が大好きな人とめぐりあう事ができ、いろいろあるけど幸せです。

 

私は以前からASDアスペルガー)を持っていますが、去年働き始めた仕事場で、自分がADHDであるということがわかりました。

上司の方が同じ病気をもっていて、もしかして藤さんASDだけじゃないんじゃない?診断しなよと助言をいただきまして、診断したところ、ADD・注意欠陥と精神科医より診断が下されました。

コンサータを服用し、目の前が開けました。

頭が明瞭に動く!(でも細かいミスはある

感謝してもしきれません。

でもそんな優しい職場を辞める決意をしました。時期は新しい人が来るまで、と自分の中で決めていますが。

そんなADDな私ですが、お客様への送付ミスや添付書類のつけ忘れなどの一般的なミスは一度たりとも犯したことがなく。これは多分、郵送という送ってしまえばそれで終わり・確認しようがない仕事、についてもんのすごい集中力を使っているからかなと。

だから、はじめの頃は、

送付書類の確認・手元の書類と照合→印刷→印刷部数の確認→書類送付案内→封入→切手貼って→投函

という一連の作業をしたら、やりかけの仕事に対して、あれ?なんだこれ?と毎回リセットされる事態が起こってました。

でもコンサータを飲んでからそれが無くなり。。。

コンサータ様様です。

 

なんかコンサータの紹介になっちゃった。

最初はストラテラと迷ったんだけど、とある記事で(失念しましたごめんなさい)、コンサータは中枢神経を刺激していろんなことに気を配ることができるようになるけど、ストラテラは一つのことに集中できるようになる。

とおっしゃってて、副作用の食欲減退や動悸もあるものの、仕事をする上での快適さに比べたらそんなの何でも無いと思っています。あくまで私個人の体で。

ただ、趣味の小説書きにおいて、起承転結・プロットを作成したはいいけど、実際書くとなると以前のようにじっくり考えて書くということができなくなりました。

順を追ってパパパパパッと書けますが、でもほんと作業という感じで。

飲んでないときのほうがもう少し深く踏み込めたかなという仕上がりで、少し悲しい気持ちになります。もちろんそんな作品、どこにも出せませんが。

 

仕事については、先述したように、複数の業務について優先順位をつけることができるようになりました。

急に降ってくる仕事についても、すばやく調べ、それを億劫になることなく実行することができるようになりました。

能力の開放というか。それを助けてくれるのがコンサータです。(また宣伝か

 

で、なんで仕事を辞めるかというと、やはりその業務内容が本当に事細かで、決まりはもちろんあるのですが、お客様の仕事内容・現状において臨機応変にその『決まり』を援用したりしなかったり・または別のやり方を駆使したりしなければならない仕事でして、非常に苦痛でした。しかもそれがパターン化されているわけでもないので、本当に経験と知識と知恵と柔軟な対応力がものをいう仕事だと思いました。

もちろんそれだけが辞める理由ではありませんが。

ADDには不向きな仕事でしたが、助けてくれたASDの部分が限界を感じてしまっているのも要因の一つです。

好きだけど向かない仕事は二律背反的で悲しく、鬱になってしまいました。

一応それに付随する資格は今後取る予定です。ここまで携わっておいて、資格がないのはもったいないと思うので。

勉強は苦痛ではないし。

 

あと人付き合いがやっぱ向かないなあと思ったりも。

向かない、というか、この歳になって初めて人の苦手な部分が出てきて、それとどう付き合っていこうかとモヤモヤして迷惑かけたり。

独身の頃はただ仕事してりゃいいって感じでしたが、家庭を持って・仕事をしてとなると、自分の中の円グラフの中に固定事項が出てきてしまい、『苦手な部分』に対処するための仮想メモリがほぼなくなってしまい、気持ちの整理がつかないことが多々出てきました。

元々複数のことを並行してできる人間ではないのです。

その一つ一つに相対するための顔や、取り組む時の気持ちというのがあって、それを賄っていた仮想メモリが常に仕事と家庭で満杯だと、必然的に人付き合いが下手になる。

要は気持ちの切り替えが下手なんです。

もうその事柄は終わったのに、気持ちを引きずったりまだ頭がそれで満杯だったり。

(忘れるのが怖いというのもある)

やはり、不器用だなと感じます。

 

そんなこんなでADD/ASDとして生きています。

こんな私を受け入れてくれている方々に本当に感謝しています。